イベント終了
  京大式 Think-up Camp!第1回「無意識の感情」を探る
~脳内メカニズムの解明とセンシング技術の開発~
CONTENTS
開催日時2019年10月23日(水)14:30~16:30(終了後にネットワーキング~17:40)
会場名京都アカデミアフォーラムin丸の内
入館方法はこちら
会場の住所〒100-6510 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10F
地図地図(GoogleMap)
参加費15,000円(税込)※ネットワーキングは別途3,000円(税込み)
定員60名程度
主催京大オリジナル株式会社
Co-cS株式会社
共催京都大学こころの未来研究センター
申し込み方法以下「申し込みURL(フォーム)」からお申し込みください。
申し込み期限:10月18日(金)定員になり次第締切
問い合わせ先京大オリジナル株式会社 研修・講習事業部 担当:岡田・柳本
Eメール:kensyu@kyodai-original.co.jp
問い合わせ電話番号075-753-7778
申し込みURLこちらをクリック
チラシPDFこちらをクリック
イベント内容京大研究者が有する知見(シーズ)を、Co-cS(株)の「Tech Structure」(※1)という仕組みを使い、産業界で応用することを探るセミナーを開催します。
第1回は、佐藤弥特定准教授(こころの未来研究センター)の「脳内メカニズム」と「そのセンシング技術」に関する最先端研究の社会実装化について検討します。自動運転など、人間の感情に関する新規事業開発等の業務を担当されている方、食品・アパレルや家電製品等のマーケティング、HRMなど、人の感情を読み取る必要がある業務に従事されている方は是非ご参加ください。

【佐藤先生よりひと言】
人間には、意識的にはもちろんのこと、無意識な状態においても感情が存在することが分かってきました。この「無意識の感情」を把握することができれば、製品・サービスの開発や販売、PRにおいて、大きなアドバンテージになります。今回は、こうした「無意識の感情」の存在とそのセンシング技術について説明します。
前半では、心理学・脳科学研究の観点から、「無意識の感情」反応が存在し、意識的な感情反応とは異なるパターンを示しうること、「無意識の感情処理」に偏桃体が関与し、その経路は意識的な場合と異なることについて紹介します。
後半では、「無意識の感情」のセンシング研究の知見について、生理信号を計測することで、多様な刺激に対する感情反応を説明・予測できることを紹介します。

※1:Tech Structureとは
市場ニーズ・技術シーズの情報を構造化して整理し、関係性を見える化したもの。これを活用することで、マーケットイン・プロダクトアウトの両方の視点から課題の明確化、複雑な技術についての理解促進、関係者間における認識の共通化などが期待できます。(Co-cS(株)により商標出願中)


【Co-cS株式会社ご紹介】
○「真」の共創・イノベーションを誘発するプラットフォームを 提供するため、2018年に設立。
○所在地 :東京オフィス:東京都千代田区東神田1-15-9
       京都オフィス:京都府京都市中京区御池通東洞院東入笹屋町436
○提携先 :関西文化学術研究都市推進機構(けいはんな学研都市)
○取引実績 :本田技術研究所、豊田合成、現代自動車日本研究所、ヤマハ発動機など様々な企業及び自治体と取引実績あり



【京大式Think-up Camp とは】
3,000名以上の京大研究者のうち、知的財産に結びついているのは200名程度のみであり、未だ知られていないが、社会実装できる研究成果も多数存在。
そのため、「Tech Structure」という仕組みで市場ニーズとの関係性を可視化し、企業との共同研究、知財化、社会実装を目指していくための講座です。
TIME TABLE
14:30~14:50イントロダクション
14:50~15:50『無意識の感情』を探る~脳内メカニズムの解明とセンシング技術の開発~
16:00~16:30産業界への応用・質疑応答
16:40~17:40ネットワーキング
登壇者
佐藤 弥(わたる)特定准教授 京都大学こころの未来研究センター
京都大学教育学部卒業後、日本学術振興会特別研究員を経て、2006年京都大学霊長類研究所准教授に着任。以降、白眉センター、医学研究科に所属し、2017年から現職。