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専門コース(基礎/応用)

Professional専門コース(基礎/応用)

教育評価の実践講座  オンライン・コース

ーパフォーマンス評価をどう活用するかー E.FORUM2021 全国スクールリーダー育成研修

2021.8.10(火) 〜 2021.11.30(火)

人文・哲学
終了オンライン
日時
2021.8.10(火) 〜 2021.11.30(火)
教育評価の実践講座  オンライン・コース

ーパフォーマンス評価をどう活用するかー E.FORUM2021 全国スクールリーダー育成研修

会場
オンライン
オンデマンド講義+Zoomによるオンラインライブ配信
受講料(税込)
7,000円(教科別分科会追加 3,000円)
定員
100名程度(定員に達し次第締め切ります)
申込期限
2021.9.26(日)
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対象

学校・教育委員会の関係者、教員志望の学生に限ります。

講師
  • 講師:西岡 加名恵
    京都大学大学院教育学研究科 教授(プログラム・コーディネーター)

    E.FORUMでご提供する研修は、「楽しくて、ためになる」、「元気がもらえる」と、毎年、ご好評いただいています。評価というと、成績づけのイメージが強くなりがちですが、本来は、子どもたちの姿を豊かに捉え、指導やカリキュラムの改善に役立てる営みです。明日からの実践づくりが楽しみになるような知見をご提供したいと願っています。
    【主な著書】
    『教科と総合に活かすポートフォリオ評価法』(単著、図書文化、2003年)、『教科と総合学習のカリキュラム設計』(単著、図書文化、2016年)、『「資質・能力」を育てるパフォーマンス評価』(編著、明治図書、2016年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック』(共編著、日本標準、2020年)、『学力テスト改革を読み解く!  「確かな学力」を保障するパフォーマンス評価』(共編著、明治図書、2021年)など。

  • 講師:石井 英真
    京都大学大学院教育学研究科 准教授(プログラム・コーディネーター)

    専門は教育方法学で、それぞれの教科の学びの深さや豊かさを追求する授業づくり、授業改善を軸にした学校改革を現場の先生方と進めてきました。何をどう評価するのかは、どのような授業をしていて、何を育てているのかと裏表の関係です。評価という切り口から単元づくり、授業づくりにつながればと思っています。
    【主な著書】
    『 今求められる学力と学びとは―コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影』(単著、日本標準、2015年)、『再増補版・現代アメリカにおける学力形成論の展開』(単著、東信堂、2020年)、『授業づくりの深め方』(単著、ミネルヴァ書房、2020年)、『未来の学校―ポスト・コロナの公教育のリデザイン』(単著、日本標準、2020年)、『流行に踊る日本の教育』(編著、東洋館出版社、2021年)、『ヤマ場をおさえる学習評価(小学校編・中学校編)』(共編著、図書文化、2021年)など。

  • 講師:八田 幸恵
    大阪教育大学教育学部 准教授

    専門は教育方法学(カリキュラム論)ですが、もともと高校国語科教諭を目指していたため、常に国語科を念頭において研究し、一般教育学と国語科教育学の橋渡しができるよう努力してきました。本講座が、国語科のパフォーマンス課題を考える上で少しでも参考になれば幸いです。
    【主な著書】
    『教室における読みのカリキュラム設計』(単著、日本標準、2015年)、『国語科重要用語辞典』(共著、明治図書、2015年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価-「見方・考え方」をどう育てるか』(共著、日本標準、2019年)、『学びを変える新しい学習評価理論・実践編3 評価と授業をつなぐ手法と実践』(共著、ぎょうせい、2019年)

  • 講師:鋒山 泰弘
    追手門学院大学心理学部 教授

    学習指導要領において、社会科で育成すべき固有の「見方・考え方」とは何かについて詳しく書かれてはいないため、新しい検定教科書も、従来通りの使い方では、知識の網羅学習から抜け出せない恐れがあります。社会問題の探究と課題解決に取り組む様々な人々の知恵をパフォーマンス評価にどのように生かしていくのか考えましょう。
    【主な著書】
    『教師になること、教師であり続けること』(共著、勁草書房、2012年)、『資質・能力を育てるパフォーマンス評価』(共著、明治図書、2016年)、『現代教育の基礎理論』(共編著、ミネルヴァ書房、2018年)、『深い学びを紡ぎだすー教科と子どもの視点から』(共著、勁草書房、2019年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価ー「見方・考え方」をどう育てるかー』(共著、日本標準、2019年)

  • 講師:赤沢 真世
    佛教大学教育学部 准教授

    専門は教育方法学で、特に小学校外国語活動・外国語科の授業づくり・評価について研究をしています。また、小中(高)連携の視点での授業改善にむけた指導助言等を行っています。本講座では、現場でやってみよう!と思っても、難しい、わからないと感じる小さな疑問についても、学びあい、解決の糸口が見つかる機会になればと思います。
    【主な著書】
    第8章「小学校外国語教育での読み書き指導」、第12章「外国語・外国語活動における評価」『新しい教職教育講座 教科教育編10巻 初等外国語教育』(湯川笑子編著、ミネルヴァ書房、2018年)、「第Ⅱ部 10 外国語・外国語活動 相手や状況・場面に応じたコミュニケーションの力をどう評価するか」『新・小学校 新指導要録改訂のポイント』(石井英真・西岡加名恵・田中耕治編、日本標準、2019年)、「第10章 外国語活動」『2019年改訂指導要録対応 シリーズ学びを変える新しい学習評価 理論・実践編2 各教科の学びと新しい学習評価』(田中耕治編著、株式会社ぎょうせい、2020年)、「外国語[5年・6年]新教科」『新3観点 通知表所見の書き方&文例集 高学年』(田中耕治編著、日本標準、2020年)、「より良い評価の在り方と進め方」『すぐれた小学校英語授業―先行実践と理論から指導法を考える』(泉恵美子・小泉仁・築道和明・大城賢・酒井英樹編、研究社2020年)

  • 講師:徳島 祐彌
    兵庫教育大学教員養成・研修高度化センター 助教

    専門は教育方法学(教育評価)です。当日は、学習指導要領と指導要録の改訂等を確認しつつ、算数・数学科のパフォーマンス評価について説明します。その後、受講される皆様と意見交換をしながら、算数・数学科のパフォーマンス評価の在り方について深めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
    【主な著書】
    『「逆向き設計」実践ガイドブック』(分担執筆、日本標準、2020年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価』(分担執筆、日本標準、2019年)、『Q&Aでよくわかる!「見方・考え方」を育てるパフォーマンス評価』(分担執筆、明治図書、2018年)、『資質・能力を育てるパフォーマンス評価』(分担執筆、明治図書、2016年)

  • 講師:大貫 守
    愛知県立大学教育福祉学部 准教授

    専門は教育方法学(カリキュラム論)です。特に、理科における探究的な学びについて理論的・実践的に研究しています。子どもたちが教育内容について深く理解し、現実世界に活用していくことができるような力を育成する方策に興味があります。本講座が理科の授業づくりや単元づくりについて考える上で、少しでも手がかりになることを願っております。初めてパフォーマンス課題に取り組む方も、そうでない方もお気軽にご参加下さい。
    【主な著書】
    『「資質・能力」を育てるパフォーマンス評価―アクティブ・ラーニングをどう充実させるか―』(共著、明治図書、2016年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価』(共著、日本標準、2019年)『小学校新指導要録 改訂のポイント』(共著、日本標準、2019年)、『評価と授業をつなぐ手法と実践』(共著、ぎょうせい、2019年)、『高等学校における新しい評価――観点別評価の充実とパフォーマンス評価実践事例集』(共著、学事出版、2020年)

内容

【実施方法】
オンデマンド講義(録画動画の視聴)+総合分科会・教科別分科会(Zoomによるライブ配信)

【日程】
◆オンデマンド講義(録画動画の視聴)【必須】
2021年8月10日(火)から11月30日(火)まで配信
◆総合分科会/教科別分科会(Zoomによるライブ配信)【選択制】
2021年10月16日(土)14:00~16:10 総合分科会  
2021年10月30日(土)14:00~16:10 教科別分科会A(国語/社会・地歴・公民/英語 )
2021年11月13日(土)14:00~16:10 教科別分科会B(算数・数学/理科 )

【受講料】
基本セット1 : 7,000円(税込)[オンデマンド講義+総合分科会]
基本セット2 : 7,000円(税込)[オンデマンド講義+教科別分科会A or B(1科目)] 
教科別分科会 A or B(1科目)追加 : 3,000円(税込)
※銀行振込またはPaypal / お支払期限 : 9月30日(木)
 本学都合以外での入金後の返金は一切できません。何卒ご了承くださいませ。

【プログラム】
◆オンデマンド講義 8月10日(火)~11月30日(火)
講師:西岡 加名恵(京都大学大学院教育学研究科 教授)
「資質・能力」を育成するパフォーマンス評価
パフォーマンス評価の基礎・基本と、本講座で取り組んでいただく課題について、ご説明します。

◆総合分科会 10月16日(土)14:00~16:10
講師:西岡 加名恵(京都大学大学院教育学研究科 教授)
   濵田 悟 (京都市立堀川高等学校 研究部 部長)
協力:京都市立堀川高等学校
「総合的な学習(探究)の時間」の指導と評価
――ポートフォリオ評価法とルーブリックを中心に
事前に生徒作品を読んできていただいた上で、ルーブリック作りのミニ・ワークショップを体験いただく予定です。

※教科分科会では、「逆向き設計」論に基づくパフォーマンス課題づくりに挑戦していただきます。
◆教科別分科会 A 10月30日(土)14:00~16:10
【国語】講師:八田 幸恵(大阪教育大学教育学部 准教授)
「国語科におけるパフォーマンス課題とルーブリック」
これまで蓄積されてきた国語科教育実践をよりよく発展させる方向でパフォーマンス課題を導入していくために、国語科教育論史や国語科の学力モデル論史および国語科に特有の学習指導要領改訂のあり方を踏まえて、国語科に固有のパフォーマンス課題のつくり方について考えます。

【社会・地歴・公民】講師:鋒山 泰弘(追手門学院大学心理学部 教授)
「社会問題の理解を深め、構想力につながる社会科のパフォーマンス評価」
21世紀を生きる子どもの「資質・能力」の育成を目指す学習指導要領のもとで、社会科で鍛える「見方・考え方」を目標として具体化し、子どもに獲得させ、その獲得した「見方・考え方」を働かせて、社会問題の理解を深め、社会の在り方を構想できる能力を育成することが課題となっています。その課題に応えるパフォーマンス評価を計画し、実行できるための教材研究・単元設計の方法、評価計画の立て方について考えます。

【英語】講師:赤沢 真世(佛教大学教育学部 准教授)
    司会:田中 容子(京都大学大学院教育学研究科 特任教授)
「外国語(英語)科におけるパフォーマンス評価と授業づくり」
2020年より小学校外国語科が教科化され、2021年には中学校学習指導要領も改訂され、外国語科においても「評価」が一つの重要なキーワードとなっています。単元の最終に位置づくパフォーマンス課題への取り組みやルーブリックを用いた評価も重要ですが、どのような課題を設定し、どんな力を育てていくのか、そのためにはどのような授業を行っていく必要があるのかについて、授業づくりの視点と結び付けて具体的に考えます。

◆教科別分科会 B 11月13日(土)14:00~16:10
【算数・数学】講師:徳島 祐彌(兵庫教育大学教員養成・研修高度化センター 助教)
「算数・数学科におけるパフォーマンス評価の在り方」
本講義では、算数・数学科において、パフォーマンス評価をどのように活用することができるのか、「本質的な問い」や「理解」、パフォーマンス課題の設定をどのように行えばよいのかについて考えます。特に、算数・数学科において、児童・生徒が習得した知識やスキルを使いこなす場面をどのように設定するか、またリアルなパフォーマンス課題をどのように設定できるかについて、これまでの実践事例を通して考えたいと思います。

【理科】講師:大貫 守(愛知県立大学教育福祉学部 准教授)
「理科におけるパフォーマンス課題を生かした単元設計の方策」
理科において「資質・能力」の育成に向け、どのように単元や授業を構想すればよいのでしょうか。
本講座では、このような疑問に応えるために、まず理科におけるパフォーマンス課題の実際について実践例をまじえながら概観します。
その上で、パフォーマンス課題を位置づけた単元設計の方策や展開例について紹介します。
最後に、参加者の皆さんとディスカッションをしながら理解を深めていくことができればと思います。

【全体の構成】
◆総合分科会

14:00~14:50 講義・ワークショップ
14:50~15:10 実践報告
15:10~15:30 補足説明
15:35~16:00 質疑応答・ディスカッション
16:00~16:10 雑談タイム

◆教科別分科会
14:00~14:05 オリエンテーション
14:05~15:00 講義
15:00~15:30 ブレイクアウトセッション
15:35~16:00 質疑応答
16:00~16:10 雑談タイム

本講座の受講者の皆さまには、京都大学大学院教育学研究科E.FORUMへの入会を推奨いたします。会費は無料で、「E.FORUM Online(データベースと掲示板)」をご利用いただけます。また、今後の研修のご案内がメールで受信いただけます。「E.FORUM会則」をご確認の上、入会お申込フォームよりお手続きください。
●E.FORUM会則→https://e-forum.educ.kyoto-u.ac.jp/entry/constitution/
●入会お申込フォーム→https://forms.gle/LeXRiWHzvVo7Kb6q6


■ご注意ください
・総合分科会または教科別分科会のみでの受講はできません。
・受講対象者以外の方(企業の方など)は、受講いただけません。
・ Zoomの仕様や使い方に関するお問合せにはお答えいたしかねます。
・お客様の環境等が原因で発生した、視聴できないといったトラブルに関しては個別の対応や返金等はございません。予めご了承願います。

※振込先等の詳細については、お申込み受付の際に事務局からお送りするメールにてお知らせいたします。
※本学都合以外での入金後の返金は一切できません。何卒ご了承くださいませ。

リーフレット
主催等

【共催】
京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター
京大オリジナル株式会社

備考

【環境】
オンデマンド講義 + Zoomによるオンラインライブ配信
※インターネット環境が必要です。ライブ配信データ容量1.5GB程度