PROGRAM

Professional

専門コース(基礎/応用)

Professional専門コース(基礎/応用)

サロンLHS2022

京都大学文理融合サロン【Life、Human、Society】

2022.5.27(金) 〜 2023.3.31(金)

情報・通信経済・経営医薬・生命
終了オンライン対面
日時
2022.5.27(金) 〜 2023.3.31(金)
サロンLHS2022

京都大学文理融合サロン【Life、Human、Society】

会場
オンライン/対面
京都大学キャンパス内
受講料(税込)
①サロンA会員 300,000円②サロンB会員 100,000円
定員
各会員20社
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対象

事業会社の新規事業ご責任者、ご担当者様
事業会社の研究開発、技術企画ご責任者様、ご担当者様
新しいオープンイノベーション、産学連携を模索されている方

講師
  • 講師:依田 高典
    京都大学 経済学研究科 教授

    1989年、京都大学経済学部卒、1995年、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。甲南大学講師・助教授(1995-2000年)、京都大学大学院経済学研究科助教授(2000-2007年)を経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授(2007年-現在)。その間、イリノイ大学(1997-1998年)、ケンブリッジ大学(2000-2001年、2005年)、カリフォルニア大学(2011-2012年)客員研究員を歴任。専門は応用経済学。情報通信経済学、行動経済学の研究を経て、現在はフィールド実験とビッグデータ経済学の融合に取り組む。日本学術振興会賞、日本行動経済学会ヤフー論文賞、日本応用経済学会学会賞、大川財団出版賞、ドコモモバイルサイエンス奨励賞等を受賞。人間の経済心理の限定合理性に着目する「行動経済学」が専門。実際の生活の中で仮説検証を行う「フィールド実験」を用いる。経済学と機械学習の融合研究にも励んでいる。

  • 講師:神谷 之康
    京都大学 情報学研究科 教授

    奈良県生まれ。東京大学教養学部卒業。カリフォルニア工科大学でPh.D.取得後、ハーバード大学、プリンストン大学、ATR脳情報研究所を経て、2015年から京都大学情報学研究科 教授。ATR脳情報研究所 客員室長を兼任。機械学習を用いて脳信号を解読する「ブレイン・デコーディング」法を開発し、ヒトの脳信号から視覚イメージや夢を解読することに初めて成功した。SCIENTIFIC AMERICAN誌「科学技術に貢献した50人」(2005)、朝日21関西スクエア賞(2009年)、 塚原仲晃賞(2013年)、日本学術振興会賞(2014年)、大阪科学賞(2015)等を受賞。2018年、ATRフェローの称号を授与される。サーペンタイン・ギャラリー(ロンドン)でのピエール・ユイグの展示 “UUmwelt”(2018年)のための映像を提供するなど、アーティストとのコラボレーションも進めている。

  • 講師:川上 浩司
    京都大学 医学研究科 教授

    医師、博士(医学)。筑波大(医)卒、米国食品医薬品局(FDA)にて臨床試験審査官、研究官を歴任後、東京大(医)客員助教授を経て、2006年に33歳で京都大学教授(医学研究科・社会健康医学系専攻)。2010年-2014年京都大学理事補(研究担当)。現在、学内では、総合生存学館教授、政策のための科学ユニット長、臨床研究者養成(MCR)コースディレクター、デジタルヘルス学産学共同講座研究責任者、学外では慶應大(医)客員教授等を兼務。公的・学会活動は、厚生労働省データヘルス・審査支払機関改革本部アドバイザリー、健康・医療・教育情報評価推進機構(HCEI)常務理事、日本臨床疫学会理事、日本薬剤疫学会理事、医療データベース協会理事、日本セルフケア推進協議会理事、地域包括ケア病棟協会参与など。

  • 講師:鹿島 久嗣
    京都大学 情報学研究科 教授

    1999年 京都大学 修士課程を修了ののち、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社.
    研究者・データサイエンティストとしての業務の傍ら、2007年に同大学 博士課程を修了し、博士(情報学)の学位を取得.
    2009年より東京大学 准教授を経て、2014年より京都大学 教授.2016年より2020年まで、理化学研究所 チームリーダーを兼任.
    一貫して、人工知能やその基礎技術である機械学習の研究開発とその実世界応用に取り組む.日本学術振興会賞(2019)等の受賞多数.

  • 講師:西浦 博
    京都大学 医学研究科 教授

    大阪府出身、2002年宮崎医科大学医学部卒業、2006年に広島大学大学院博士課程修了(保健学博士)。2003年タイ・マヒドン大学大学院生を皮切りに英国(ロンドン大学)、ドイツ(チュービンゲン大学)、オランダ(ユトレヒト大学)と渡り歩き、2011年 香港大学李嘉誠医学院・公共衛生学院 助理教授、2013年 東京大学大学院准教授、2016年 北海道大学教授となり、2020年8月から京都大学で現職。2020年2月からは厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策本部においてクラスター対策班の企画・活動に携わった。

  • 講師:栗山 浩一
    京都大学 農学研究科 教授

    1994年京都大学農学研究科修士課程修了。博士(農学)。北海道大学農学部助手、早稲田大学政治経済学部専任講師、同助教授、同教授を経て、2009年より現職。その間,カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、環境経済・政策学会会長を歴任。専門は環境経済学、環境評価論。日本林学会賞、環境経済・政策学会学術賞を受賞。主な著書に栗山浩一・馬奈木 俊介(2020)『環境経済学をつかむ第四版』有斐閣、栗山浩一編(2018)『企業経営と環境評価』中央経済社がある。

内容

【開催日時】
第1回 2022年5月27日(金)
第2回 2022年7月22日(金)
第3回 2022年10月14日(金)
第4回 2022年11月25日(金)
第5回 2023年1月27日(金)
第6回 2023年3月31日(金)
各日 18時~20時 ※終了後懇親会(予定)

【参加費】
●A会員: 1企業3名まで参加可、パネリストしてディスカッションにも参加可、幹事または話題提供者の先生への個別相談会の実施
※各回1回1時間程度・合計3回まで実施可(各回2回目以降は別途実施費用が発生します。)
●B会員:1企業1名まで参加可、ディスカッションには参加せず視聴のみの参加

【特徴】
・一般向けの研究紹介ではなく、今現在、何を最先端で研究しているかを深く知ることができる機会
・なかなかアクセスできない、大学内部の議論、研究者同士の議論に触れられる機会

【実施概要】
▶2時間程度×年間6回のプログラム
▶各回、①講義(60分程度)、②サロン研究者のディスカッション(30分程度)、③質疑応答(30分程度)を実施
▶各回ごとにテーマを設定、テーマに関して話題提供する教員が登壇
▶各回終了後に懇親会を実施(予定)
▶サロンでは文理融合・学際性を尊重し、自分たちの研究アプローチを異分野の研究者に紹介しつつ、かつ、相互に理解してもらうことを念頭に分かりやすい説明を実施
※各回、京都大学の多様な分野の研究者(各回20~30名)がディスカッションに参加
※ディスカッション参加企業様からの問題提起や質問も可能
※新型コロナ・ウイルスの感染状況を睨み、当面はZOOM開催を想定
※リアルな開催(京都大学内での開催を想定)が可能になっても、遠方からの参加が可能なように、オンラインの視聴参加を可能な形で実施

【今後のスケジュール】

●第1回 2022/5/27(金)18:00~20:00
幹事:経済学研究科  依田 高典教授
話題提供:経済学研究科  依田 高典教授
テーマ:「最適政策割当と自己選択の経済学:決めるのは政府か消費者か」

●第2回 2022/7/22(金)18:00~20:00
幹事:情報学研究科 神谷 之康教授 
話題提供:情報学研究科 鹿島 久嗣教授
テーマ:「機械学習による予測と意思決定」

●第3回 2022年10月14日(金)18:00~20:00
幹事:医学研究科 川上 浩司教授
話題提供:医学研究科 西浦 博教授
テーマ:「疫学モデルを活用した新興感染症対策の科学的助言:過去と未来」

●第4回 2022/11/25(金) 18:00~20:00
幹事:経済学研究科 依田 高典教授
話題提供:農学研究科 栗山浩一教授 
テーマ:「環境経済学における実験研究とビッグデータ分析の可能性」

●第5回 2023/01/27(金) 18:00~20:00
幹事:情報学研究科 神谷 之康教授
話題提供: 情報学研究科 神谷 之康教授
テーマ: 「再現性の科学」

●第6回 2023/03/31(金) 18:00~20:00
幹事:医学研究科 川上 浩司教授
話題提供: 医学研究科 川上 浩司教授
テーマ:「埋もれている自治体の健診データから、予防医学を目指す」

【ご参考】2021サロンLHSの内容
①生命システムに対するモデルフリー理論ー細胞運命の操作と遺伝子制御の予測ー
話題提供:ウイルス・再生医科学研究所 望月 敦史教授
②統計学を哲学するー統計はなぜ科学的根拠になるのかー
話題提供:文学研究科 哲学専修 大塚 淳准教授
③「社会」はいかにして”皮下にしみこむ”か? ―社会疫学からみる健康長寿達成戦略ー
話題提供:医学研究科社会疫学分野 近藤 尚己教授
④SDGsとEBPM:統計モデルと経済モデルの応用
話題提供:経済学研究科 高野 久紀准教授
⑤課題解決のための三種の神器:ドメイン知識・データ科学・システム科学
話題提供:情報学研究科 加納 学教授
⑥AI・シミュレーションが拓く医療・創薬の未来
話題提供:医学研究科 奥野 恭史教授

【ご参考】サロンLHSの過去実施内容(話題提供)
●経済学研究科 依田 高典教授
『人間を動かすのはインセンティブかナッジか:融合する行動経済学・フィールド実験・機械学習』



●情報学研究科 神谷 之康教授
『ブレイン・デコーディング 脳から心を読む技術』


リーフレット
主催等
備考

【幹事からのメッセージ】
◆依田 高典 教授
データサイエンス・人工知能研究は文系・理系の学問を問わず、共通のツールになっています。そうしたツールを生命(Life)・人間(Human)・社会(Society)の問題解決にあてる研究会を、京都大学の研究科の垣根を越えて、学際的に立ち上げることになりました。また、ビジネス・サイドにも広く門戸を開き、大学の知を還元していきたいと思います。ここから新しい大学の在り方が生れることを祈り、皆さまの活発的な参加を期待します。

◆神谷 之康 教授
大学では、運営業務でいろんな分野の先生と一緒に仕事する機会があるのですが、どんな研究をされているのか案外知りません。残念なことです。このたび、依田先生のお声がけにより、人工知能やデータサイエンスを切り口として分野を横断するサロンが立ち上がりました。研究対象は異なれど使っている数学や概念は重なるので、新しいアイデアにつながる「摩擦」が起こることを期待しています。「興味深いお話ありがとうございました」では終わらないプロボカティブな議論を楽しみたいです。

◆川上 浩司 教授
経済学研究科の依田教授のご主導で本研究会の幹事に加えさせていただき、感謝しております。学内において学問領域や部局の枠組みを越えてデータを活用した研究や活動について勉強や議論をする機会はほとんどなく、今回の取組は大変重要であると考えております。さらに、学外の研究者や産業界の方々等との交流によって、新しい学問の誕生や事業展開の可能性もあることは社会的な意義もあり、なにより刺激的なことであります。本研究会の発展を楽しみにしております。