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専門コース(基礎/応用)

Professional専門コース(基礎/応用)

教育評価の基礎講座 2022 オンラインコース

E.FORUM2022 全国スクールリーダー育成研修

2022.6.15(水) 〜 2022.8.24(水)

人文・哲学
終了オンライン
日時
2022.6.15(水) 〜 2022.8.24(水)全6回
教育評価の基礎講座 2022 オンラインコース

E.FORUM2022 全国スクールリーダー育成研修

会場
オンライン
受講料(税込)
8,000円銀行振込またはPaypal
定員
なし
申込期限
2022.5.29(日)
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対象

学校・教育委員会の関係者、学生など

講師
  • 講師:西岡 加名恵
    京都大学大学院教育学研究科 教授

    専門は教育方法学(カリキュラム論・教育評価論)です。パフォーマンス評価の研究開発、学校におけるカリキュラム改善の進め方などに関心を持っています。本コースが、評価に関する先生方の悩みを解決する一助となることを願っています。
    【主な著書】
    『教科と総合に活かすポートフォリオ評価法』(単著、図書文化、 2003年)、『教科と総合学習のカリキュラム設計』(単著、図書文化、2016年)、『「資質・能力」を育てるパフォーマンス評価』(編著、明治図書、2016年)、『教科の「深い学び」を実現するパフォーマンス評価』(共編著、日本標準、 2019年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック』(共編著、日本標準、2020年)、『高等学校 教科と探究の新しい学習評価』(編著、学事出版、2020年)など。

  • 講師:石井 英真
    京都大学大学院教育学研究科 准教授

    専門は教育方法学(学力論)です。学校で育成すべきで、育成可能な資質・能力の中身をモデル化し、それを育成するためのカリキュラム・授業・評価のあり方について、理論的・実践的に研究しています。本コースが、それぞれの先生方や学校の評価改善を支え励ますものになることを願っています。
    【主な著書】
    『 今求められる学力と学びとは―コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影』(単著、日本標準、2015年)、『再増補版・現代アメリカにおける学力形成論の展開』(単著、東信堂、2020年)、『授業づくりの深め方』(単著、ミネルヴァ書房、2020年)、『未来の学校―ポスト・コロナの公教育のリデザイン』(単著、日本標準、2020年)、『GIGAスクールのなかで教育の本質を問う』(共著、日本標準、2022年)など。

内容

◇第1回 2022年6月15日(水)配信開始
講師:西岡加名恵 教授
「2017・2018年改訂学習指導要領の特徴」

「資質能力」、アクティブ・ラーニング、「見方・考え方」、パフォーマンス評価といったキーワードを解説します。
◇第2回 2022年6月29日(水)配信開始
講師:西岡加名恵 教授
「『目標に準拠した評価』の基本的な考え方」

指導要録変遷の歴史を振り返るとともに、「目標に準拠した評価」の意義と課題を確認します。
◇第3回 2022年7月13日(水)配信開始
講師:西岡加名恵 教授
「パフォーマンス課題の作成」

「逆向き設計」論に基づくパフォーマンス課題の作り方について、ステップ・バイ・ステップで学びます。
◇第4回 2022年7月27日(水)配信開始
講師:西岡加名恵 教授
「ルーブリックとポートフォリオの活用」

ルーブリックやポートフォリオの作り方、ならびに活用の仕方について解説します。
◇第5回 2022年8月10日(水)配信開始
講師:石井英真 准教授
「2019年改訂指導要録のポイント」

「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」( 2019年1月)の要点を説明します。
◇第6回 2022年8月24日(水)配信開始
講師:石井英真 准教授
「学校ぐるみの授業改善の進め方」

授業づくりの基本的な考え方とともに、学校ぐるみで授業改善に取り組む上で校内研修等のあり方についても解説します。

※視聴期限 2022年9月30日まで
※各回1時間程度の講義と、ミニ・テスト(自動採点)で構成されています。ミニ・テストは配信日から3週間以内に提出が必要です。
※合格点に達した方に修了証を発行いたします。
※10月以降、2023年3月末まではアーカイブサイトで動画と資料をご覧いただけます。ただし、オンラインストレージ(dropbox)にアクセスしていただくことが必要です。

■ご注意ください
本講座は2020年度、2021年度に実施したものと同じ内容です。
(第1~5回は2019年度に実施したもの、第6回は2019年度の「実践づくりフォローアップ講習」のオンライン講義と同じ内容です。)


※団体割引10%オフ(10名以上まとめてお申し込み・お振込みいただける場合)。
学校単位でのお申し込み、またはグループでのお申し込みをお待ちしています。
 (詳細はお問合せください。)


※振込先等の詳細については、お申込み受付の際に事務局からお送りするメールにてお知らせいたします。
※本学都合以外での入金後の返金は一切できません。何卒ご了承くださいませ。

リーフレット
主催等

【共催】
京都大学大学院教育学研究科 教育実践コラボレーション・センター
京大オリジナル株式会社
【協力】
京都大学高等教育研究開発推進センター

備考

2020年度に受講いただいた方の声をいくつか抜粋してご紹介します。

●今回の学習指導要領改訂にあたり、『主体的・対話的で深い学び』『パフォーマンス評価』『ルーブリック』『ポートフォリオ』等、言葉だけが独り歩きをして表面的にしか理解していなかった事柄が多くありました。しかし今回の研修で、実践例も交えながら丁寧に説明していただいたことで具体的なイメージが湧き、授業と評価について見直すことができたのが大きな成果でした。(中略)また、研修を受ける前は新しい授業や評価の形に抵抗や不安がありましたが、イメージが湧いたことで『私にもできるかもしれない』『このような形で実践してみようか』と希望やビジョンを抱くことができました。
●来年度から観点別評価の試行を学校で取り組みます。そのために、観点別評価についての理解を深めるべく視聴させていただきました。いろいろな書籍や先進校への視察等を通して学んできましたが、この講座の視聴を通して、考え方が整理されました。実際、今年度1年を通して、新しい観点に則した授業実践やテスト等を実施してきましたが、この講座を通して多くのヒントをいただくとともに、足りない部分を自覚することが出来ました。
●これまで経験をベースに構成していた授業について、研究された知見に基づいて見直すことができたと思います。また、学校の教員が全員受けているという前提があるため、『共通言語』ができたという安心感があり、校内研修や授業研究などをより積極的にしていけるのではないかと期待しています。また、評価や授業研究などがどれも『子供たちのためにある』という当たり前の点を再認識することができたのは大きな成果だと思います。研究授業ではどうしても他の教員にジャッジされている気持ちになってしまうのですが、子供たちの学びを豊かにするために行っているという意識を持つことで、他の教員を『協働する』仲間として認識できそうです。
●スライド(ハンドアウト)が非常に丁寧に作られていて見やすく、お二人の先生方のお話も大変わかりやすく参考になりました。実践例が多く紹介されていたのもありがたく思いました。一言一言の字幕も付いていて、少し聞き逃した時もすぐに戻って確かめることができて、非常に良かったです。