京都大学に連綿と受け継がれている『自由の学風』と
それにより発現した
『変人のDNA』
を社会に解き放ち
『人間固有の本能を呼び覚ます』
ための講座です
失われつつある変人の DNA
本講座は当初、とある京大の先生が、「変人の DNA が失われつつある!!」と危機感を感じ、学生向けに、京大の根幹「自由の学風」の精神を呼び覚ますためにゲリラ的に開始されました。
しかし、この講座が投げかける本質的な問い
この問いに向き合うことが、不確実な時代を生きる社会全体にとって不可欠ではないかと徐々に認識されはじめました。そして、2017 年 5 月の開講以来、学生・教職員だけでなく多くの社会人の方まで参加する人気講座となっています。
そして、今では学内公開講座のみならず、企業や高校生向けの出張特別講義など、のべ 40 回以上開催してまいりました。また、公開講座の内容は書籍化され、学術本としては異例の累計 5 万部を突破するなど、大きな反響を呼んでいます。
京大で
はホメ言葉です!!※諸説あり
京大変人講座がテーマとする「変人」とは、単なる「ヘンなヒト」ではありません。彼らは、常識を疑い、これまでとは違う発想ができる人であり、誰も挑戦していない未踏峰に向かう人です。
言わば、(いつか)世界を「変」える「人」(かもしれない)なのです。
今の常識に照らして「すぐに役立ちそうなこと」だけに注力していると、想定外の激変に対処できないのではないのでしょうか。
不確実な世界で生き延びるためには、一見「アホ」のように見える無駄(に見えることをしている人)を許容し、個人においても組織においても思考や 行動の幅を広く維持することが不可欠です。
こうした思考を持つ変人の生息域は、もはや京大内部に留まりません。
「適応放散」*1のごとく学外へ、企業へ、そして次世代へと染み出し、
また各地で「収斂進化」*2のように独自の変人が現れ、今や強固な生態系を広げつつあります。
- *1 適応放散(てきおうほうさん):単一の系統が、多様な環境に適応して多くの系統に分かれること。 (京大由来の「変人 DNA」が社会のあらゆる分野で広がり、独自の進化を遂げること)
- *2 収斂進化(しゅうれんしんか):異なる系統の生物が、同様の環境に適応して似た形質を独立に持つこと。 (京大とは別の場所で、過酷な時代を生き抜くために結果として、京大的変人になること)
京大変人講座は、その「進化の最前線」に触れる場です。本講座に参加いただき、研究内容のみならず、「本人はいたって真面目。でも、周囲から見るとちょっと変」な研究者たちの独自の生き様、問いの立て方、そしてその世界観に、ぜひともたくさん触れてみてください。
彼らは自らが「楽しい」と感じる本能に、どこまでも忠実です。
の精神が導くもの
変人達の「常識を飛び越える変人の思考法」を体感し、世の中の「常識」や「正解」に縛られることなく、自身が楽しいと思う内なる「本能の声」に気づき、それに素直に従うこと。
変人であろうがなかろうが、その根底にある「自分自身でいることの大切さ」を再認識いただければと思います。
そして、参加いただいた皆さんが、ご自身も含めた多様な個性を許容することで、より良い豊かな社会を共創する仲間となっていただくことを願っています。
最後に、発起人の言葉をご紹介します。
本能のままに独自の進化を遂げ、
しなやかな「変人」生態系を
織りなしています
京大変人講座 発起人
京都大学名誉教授
静岡県立大学 副学長
理学博士。専門は地球流体力学。
京都大学理学部卒業後、京都大学に 40 年在籍。大気や海洋の力学的構造の研究のほか、フラクタル構造を応用した日除けを開発するなど、多様な研究を展開。京大変人講座の生みの親。
著書に『京大的アホがなぜ必要か−−カオスな世界の生存戦略』、『都市を冷やすフラクタル日除け』、『野蛮な大学論』、共著に『京大変人講座』、『もっと! 京大変人講座』などがある。
京大変人講座 ナビゲーター・ディレクター
「探偵!ナイトスクープ」「世界ふしぎ発見!」などの人気番組でタレントとして活躍。現在は関西大学社会学部客員教授、高知大学、和歌山大学、京都芸術大学等で教鞭をとるほか、プロデューサー、演出家、書家など多彩に活躍中。
京大変人講座では講師の先生と共に登壇し、先生の専門的過ぎる話をツッコみながら受講生にわかりやすくトランスレートする。
京大変人講座 企画・運営
京都大学の 100%事業出資会社。「京大の知を発掘し解放する」をミッションに、京都大学の自然科学から人文社会科学の様々な学術的な知を社会へ還元することで社会をよりよくするべく事業活動をしている。
京大変人講座では、京大の奥底に息づく「自由の学風」という根源的精神を掘り起こし、社会や企業が求める形へと昇華させ、世に問うている。
2017年の第1回から数多くの変人達に登壇いただきました(詳細は一覧)。
京大の「自由の学風」から生まれた、常識を飛び越える思考と、孤高を恐れない独自の生き様を持つ変人達。その生息域はもはや京大のみならず、「適応放散」のごとく学外に染み出し、また「収斂進化」のように様々な場所にも現れ、変人達は今や独自の生態系を広げています。
変人達はまだまだ日本にいるのです。たぶん。
2017 年の開講以来、京大変人講座には、学生・教職員の方々から、企業の経営者・会社員、教育関係者、そして「単に面白いから」という動機の方まで、多様な背景を持つ数多くの方々にご参加いただいています。
京大変人講座は皆さんの内なる「本能」を呼び覚ますための場です。そして、「周りの変」を許容し、新たな視点を得る機会となります。
「正しさは伝わらない、楽しさはうつる」
そんな変人達と共に、京大変人講座を楽しんでください。
あなたが楽しいと思う「変」な着想とその心が、
周りに伝播し、
少しずつ世界を変えていくかもしれません。
その連鎖こそが、この生態系の
真の姿かもしれません。
すでにこのページを読み進めている「あなた」も
また、この進化の連鎖の中にいるハズです。
第22回 京大変人講座
プラスチックは悪者か?!
- 副 題
-
サーキュラーマテリアル:
循環型材料の可能性 - 開催日
- 2026/3/11
- 登壇者
- 齊藤敬 (当時) 京都大学大学院 総合生存学館 教授
第21回 京大変人講座
チンパンジーはなぜ絵を描くのか?!
- 副 題
- 芸術認知科学からみたアートの起源
- 開催日
- 2025/11/19
- 登壇者
- 斎藤亜矢 (当時) 京都芸術大学文明哲学研究所 教授
第19回 京大変人講座
それいけ!オオサンショウウオ
- 副 題
-
希少種保全は何のため?
生物耐用性を考える - 開催日
- 2022/9/20
- 登壇者
- 西川完途 (当時) 北陸先端科学技術大学院大学 教授
第18回 京大変人講座
わかっちゃいるけど、やめられない!
- 副 題
-
マンガの神様手塚治虫を
「素人は黙ってろ!」と怒鳴りつけた
鉄腕アトムの音を作った91歳 - 開催日
- 2022/1/22
- 登壇者
- 大野松雄(故人) (当時) 音響デザイナー
第17回 京大変人講座
みんな違ってみんな幸せ
- 副 題
-
生き物たちの個性と多様性
京大だけが変人の生息地じゃない - 開催日
- 2021/3/15
- 登壇者
- 鈴木紀之 (当時) 高知大学農林海洋科学部 准教授
第16回 京大変人講座
ゴリラから見た人間の非常識
- 副 題
- ゴリラは俺の先生だ!
- 開催日
- 2020/6/4
- 登壇者
- 山極壽一 (当時) 京都大学総長
第15回 京大変人講座
そうだ宇宙に行こう!
- 副 題
-
地球外生命はいるか?
手話と学問の関係性 - 開催日
- 2020/2/5
- 登壇者
-
嶺重慎
- (当時)
-
京都大学 理学研究科教授
宇宙総合学研究ユニット長
第14回 京大変人講座
あいまいという真実
- 副 題
-
科学は存在するか?
グレーソーンの幸せ♡ - 開催日
- 2019/10/29
- 登壇者
- 伊勢田哲治 (当時) 京都大学 文学研究科准教授
第13回 京大変人講座
文学でしか伝えられないことがある
- 副 題
-
パレスチナ問題の本質に迫る
私、女優です - 開催日
- 2019/7/5
- 登壇者
- 岡真理 (当時)京都大学 人環教授
第12回 京大変人講座
総長、勝手にやってます!
- 副 題
-
京大は放任主義ではない
放牧主義だ - 開催日
- 2019/5/21
- 登壇者
- 酒向快/小原輝久/日野湧也/山極壽一
第11回 京大変人講座
アートはサイエンスだ!
- 副 題
- 京大初のアーティスト先生⁉
- 開催日
- 2019/3/5
- 登壇者
-
土佐直子
- (当時)
-
京都大学 総合生存学館教授
メディアアート
第10回 京大変人講座
変人は爺さんだけじゃない
- 副 題
-
ワインはバッハを聴くか?
「ふんどし」をはこう!
オーロラの音は脳で聞く - 開催日
- 2019/2/5
- 登壇者
-
粂田昌宏/清田倫太郎
藤田菜穂・司悠真・天羽将也・高冨士愛子
第09回 京大変人講座
仁義なきアリ社会の掟
- 副 題
-
母vs娘の生物学
ハタラキアリは、何を求めて働くのか? - 開催日
- 2018/11/9
- 登壇者
-
市岡孝朗
- (当時)
-
京都大学 人環教授
生物学
第08回 京大変人講座
できないからできるんだ!
- 副 題
-
アートとしての学問
できてしまうと、できなくなる - 開催日
- 2018/7/13
- 登壇者
-
冨田直秀
- (当時)
-
京都大学 工学研究科教授
医療工学
第07回 京大変人講座
- 副 題
- 新春★京大変人会議
- 開催日
- 2018/1/12
- 登壇者
- 山極壽一 他7名
第06回 京大変人講座
サービスは闘いである!
- 副 題
-
おもてなしの不可能性
なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか? - 開催日
- 2017/12/8
- 登壇者
-
山内裕
- (当時)
- 京都大学 経営管理大学院准教授
第05回 京大変人講座
恋愛も不便じゃなけりゃ萌えない
- 副 題
-
不便益という発想
素数ものさしのプロデューサーが語る - 開催日
- 2017/11/10
- 登壇者
-
川上浩司
- (当時)
- 京都大学 デザイン学ユニット教授
第04回 京大変人講座
カオスの闇の八百万の神
- 副 題
-
無計画という最適解
京大生よ、変人でよいのだ!
変人にも神がいる! - 開催日
- 2017/7/5
- 登壇者
-
酒井敏
- (当時)
-
京都大学 人環教授
流体力学
第03回 京大変人講座
地球史46億年の無計画
- 副 題
-
我々は酸素という毒の中で生きている!
京大生よ、変人でよいのだ!
地球生命は、もともと変なのだ! - 開催日
- 2017/6/23
- 登壇者
-
小木曽哲
- (当時)
-
京都大学 人環教授
地球科学
第02回 京大変人講座
安全・安心が人類を滅ぼす
- 副 題
-
法律をクソ真面目にまもると、
なぜ、あほなことになる?京大生よ、
変人でよいのだ!自信をもって胸を張れ! - 開催日
- 2017/6/2
- 登壇者
-
那須耕介(故人)
- (当時)
-
京都大学 人環准教授
法哲学
第01回 京大変人講座
真核生物大進化とオルガネラ
- 副 題
-
京大生よ、変人でよいのだ!
自信をもって胸を張れ! - 開催日
- 2017/5/8
- 登壇者
-
神川龍馬
- (当時)
- 京都大学 総合人間学部助教 生物学