京都大学 こころの科学ユニット 産学連携コンソーシアム

■New!!
▶2023/8/4
コンソーシアムのメリット等のご紹介動画の閲覧を開始しました。
閲覧希望の方は、上の「お申込みフォームはこちら」から閲覧お申込みをお願いします。

■New!!
▶2023/6/26(8/18最終更新)
2023年度テーマ「動機 ~選好・感情~」登壇先生決定
2023年度に登壇いただく先生が決定しました!
8/31(木)スタート!
>>> カリキュラムは こちら(カリキュラム案20230818)

 

■京都大学 こころの科学ユニット とは
日本の心理学研究の中核を担ってきた京都大学において、2021年1月に「こころの科学ユニット」が発足しました。本ユニットは、心理学、認知科学、神経科学、情報科学をはじめ、学内15以上の部局に属する70名以上の研究者で構成されており、いわゆる文理を超えた学際研究を日本から発信、推進し、最新科学の知を現場に活かすことで、現代社会が抱える多様かつ複雑な心の問題の解決を目指しています。
(参考)こころの科学ユニットHP

 

■京都大学 こころの科学ユニット 産学連携コンソーシアム とは
同ユニットにおいて、特に企業等との連携を進めることで、社会に開かれた活動を展開するため、2021年9月に会員制の「京都大学 こころの科学ユニット 産学連携コンソーシアム」を設置しました。本コンソーシアムは、学内15以上の部局に属する80名もの研究者(2023年3月末時点)と「企業・自治体等」が集まり、「心に関する研究成果」の「社会実装」を図り、社会的課題の解決を目的としています。

 

■産学連携コンソーシアム の メニュー
本コンソーシアムのメインメニューは次の3つとなっています。今後、個別研究プロジェクト等を進める分科会などの設置も視野に入れています。
(1)こころサイエンスカレッジ
・「心」に関する異なるテーマについて、基礎から最先端研究までを紹介します
※各年度テーマ:2021年度「共感」、2022年度「意識」、2023年度「動機~選好・感情~」、2024年度「意思決定・行動」(予定)
・「How to」ではなく、本質を追求する「Why」を共創していきます

・講師や受講生同士の課題共有・アイデア創発を促すためのグループワークやゼミ形式講義も実施します
(2)個別相談
企業等が抱える課題に対して、個別相談(学術指導)や出張講義を実施(60-90分/回)
(例)「官能試験のノイズについて教えてほしい。」
「当社での実験の様子を実際に見て助言してほしい。」
「弊社にて心理学の講義をしてほしい。」
(3)研究者・企業間交流
ユニット教員や若手研究者によるポスターセッション等に参加可能
・研究者との交流を通して新たな知見・人材を発掘

・会員企業のみのサロンで企業間交流も促進

 

■産学連携コンソーシアム の 参加メリット
本コンソーシアムへの参加メリットは次の5つの他、これまで一人一人の研究者にしかアプローチできなかったところを、80名もの「こころの科学」に関する研究者とワンストップで連携することが可能になります。(事務局である京大オリジナルを介して、工学や経済学などの3,000名以上の京大研究者や他大学の研究者にもアプローチ可能です。)
(1)最新知見の入手
・国内外の最新論文等をレビュー

(2)人材育成
「How to」でなく、本質を追求する「Why」を共創
・様々な応用が利く人材を育成
(3)交流
若手を含む研究者、会員企業同士との交流
(グループワーク・ゼミで、異なる業種・異なる業務の会員とネットワーク構築が可能)

・新たな連携プロジェクトの萌芽(国の競争的資金獲得なども想定)
(4)自社課題の解決
・自社の課題をオープン・クローズに解決(研究者との個別相談や連携プロジェクトで)
(5)人材獲得
・院生、ポスドクなど優秀な学生との出会い

 

 

■2023年度 こころサイエンスカレッジ ー「動機 ~選好・感情~」

人が意思決定したり、行動を起こす前、重要なプロセスとして位置する「動機」。ビジネスシーンでも、エンゲージメント向上や取組みの継続、消費行動などにおいて非常に注目を集めていますが、そのメカニズムについて未だ定かでない部分も多いとされています。
本年度の「こころサイエンスカレッジ」(年間8回の講義(講義2コマ、グループワーク等1コマ))は、そのような「動機」について、認知科学、脳科学、社会文化、臨床心理、精神医学などを専門とする研究者から基本原理や最新研究事例などを説明するとともに、企業における導入事例についても紹介します。さらにはゼミやグループディスカッション等も行い、その本質に迫ります。
企業の新規事業開発・オープンイノベーションご担当者様や商品・サービス開発、マーケティング、人的資本・HRM等をご担当されている方など、『こころ』に関わるお仕事をされている方はぜひご入会ください。

 

■よくあるご質問
Q1 サイエンスカレッジの各回で参加者が変わることは問題ないか?
A
・全体を通して学んでいただくという人材育成の観点、広く深いネットワークの構築という観点から、できるだけ同じ方にご参加いただきたいと考えております。
・但し、全回ご参加できる方ばかりではございませんので、可能な範囲でご対応いただくようお願いしております。

Q2 サイエンスカレッジは見逃し配信等してもらえないか?
A
・ゼミやグループワークを除く講義部分については、1週間程度の期間限定で見逃し配信をする予定です。

Q3 参加企業の秘密情報の扱いは?
A
・公知情報でのやりとりをお願いしております。個別の共同研究やプロジェクト検討の場合には、別途NDAを締結することとしています。

Q4 会費の支払い期限はあるか?また、年度途中参加の場合は?
A
・お支払い日についてはご相談させていただくことが可能です。
・年度途中のご参加の場合は、ご参加時期によって按分にて会費を算出させて いただきます。

■年会費(年度途中からのご入会は按分させていただきます。)
2023fy会費

 

■2023年度参加企業(企業名公表にご同意いただいた企業様のみ)
京セラ株式会社、株式会社本田技術研究所、株式会社クオレ・シー・キューブ、株式会社Starting Point、サントリーウエルネス株式会社、キリンホールディングス株式会社、株式会社W-Insight、ミズノ株式会社、コクヨ株式会社、パナソニックホールディングス株式会社(2023.8.29時点)

■お問い合せ・お申込み
こちら からお申込みください。

 

<担当>
京大オリジナル株式会社
共創アシストチーム 岡田・坂越・丸山
TEL:075-753-7766
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp
(在宅勤務の場合がございますので、メールでのご連絡をお願いいたします。)

 

■(参考)2022年度 こころサイエンスカレッジ ー「意識」ー
2022年度のサイエンスカレッジのテーマは、「潜在意識」、「帰属意識」、「問題意識」など、研究・製品開発から販売、経営・組織戦略においてまで、ビジネスシーンで多用されている「意識」について、認知科学、脳科学、社会文化、臨床心理、精神医学などを専門とする研究者から基本原理や最新研究事例などを説明するとともに、企業における導入事例についても紹介。さらにはゼミやグループディスカッション等も行いました。

■2022年度参加企業(企業名公表にご同意いただいた企業様のみ)
株式会社W-Insight、株式会社クオレ・シー・キューブ、グンゼ株式会社、コクヨ株式会社、コニカミノルタ株式会社、サントリーウエルネス株式会社、パナソニック株式会社、ミズノ株式会社、三井化学株式会社、三菱ケミカル株式会社、ユニ・チャーム株式会社(上記の他、9法人様にお申込みいただいております。(2022.8.25時点))

 

■(参考)2021年度 こころサイエンスカレッジ ー「共感」ー
2021年度のサイエンスカレッジのテーマはビジネスの世界においてはもとより、社会にとって不可欠な「共感」をテーマに実施しました。

■2021年度参加企業(企業名公表にご同意いただいた企業様のみ)
株式会社W-Insight(ウインサイト)、株式会社クオレ・シー・キューブ、グンゼ株式会社、シチズン時計株式会社、中外製薬株式会社、DIC株式会社、パナソニック株式会社、株式会社ヒューマンルネッサンス研究所、三菱ケミカル株式会社、ユニ・チャーム株式会社
(上記の他、3法人様、6個人様にご参加いただいております。(2022.2.3時点))!

■(実施済)2022/7/12 こころの科学ユニット 産学連携イベント
400名超のお申込み、ありがとうございました!
足立幾磨准教授、熊田孝恒教授、月浦崇教授、畑中千紘特定准教授が登壇
「こころ」に関する産官学連携創出を目的に、4名の研究者(認知心理、脳科学、比較認知、臨床心理)によるショートピッチ、ディスカッション、個別面談を実施!

https://www.kyodai-original.co.jp/?p=15906

■(実施済)2022/3/2 13:30- オンライン・参加無料
 京大テックフォーラム特別編 こころの科学と社会をつなぐ
 ~京都大学「こころの科学ユニット」の研究成果とその未来~
https://www.kyodai-original.co.jp/?p=14721

■(実施済)2023/7/7 こころの科学ユニット 産学連携イベント
『こころの科学』で『社会課題の解決』へ 2023
・月浦崇教授、明和政子教授、阿部修士准教授、上田祥行特定講師が登壇
「こころ」に関する4名の研究者と、「こころ」を科学する3名の企業担当者が登壇し、「こころの科学」の最前線についてご紹介しました。
https://www.kyodai-original.co.jp/?p=19321