京都大学
エグゼクティブ・
ビジネスプログラムKYOTO UNIVERSITY
EXECUTIVE BUSINESS PROGRAM
2022[第3期]

マネージャーから
真のビジネスリーダーへ

※随時オンラインでの無料説明会を実施しております。
※詳細や申込みは「お問合せ/説明会申込」から

CONCEPT

京都大学の叡智を結集した、全社経営を担う候補者向けのエグゼクティブビジネスプログラムを開講、これからの企業経営を担う上で必要な内容をKnowing(知識)、Doing(実践)、Being(価値観、信念)で整理して提供、他では体験できない京都大学らしさ、京都らしさを盛り込んだ独自のプログラムを提供。
大きな社会変化に対して、エグゼクティブとしてどう向き合うのか?
最先端の情報と不変的な知識をバランスよく学び、リーダーとしてのあり方を深く追求することでトップリーダーとしてのリーダーシップジャーニーの第一歩を踏み出す。

KYOTO UNIVERSITYEXECUTIVE BUSINESSPROGRAMKYOTO UNIVERSITYEXECUTIVE BUSINESSPROGRAM

Knowingこれからの企業経営に
必要な知識を深める

日本のMBAで唯一アイビーリーグのMBA(コーネル大学ビジネススクール)とDual Degree Programをもつ京都大学MBA。そのグローバルスタンダードから厳選したプログラムにより、ビジネスリーダーに不可欠な知識を深める。

Doing現在より1つ上の経営者目線から
企業経営を分析し方向性を定める

リーダーとして社長就任後、数年後に退任する際の社長退任演説というシチュエーションを想定し、経営の全体像を作りプレゼンテーションを行う。少人数グループでの議論を通じて、現在の中期経営計画と社会トレンドから将来の経営方針を定めると同時にプレゼンテーション能力を磨く。

Being自己を磨き、リーダーとしての
自分を見つめ直す

京都での日本文化体験(禅体験、生け花体験)や京都大学が保有する歴史的建造物の見学、最多の日本人ノーベル学者を育成してきた京都大学の研究者による先端基礎科学の講話等を通じて、自己研鑽を行い、リーダーとしての自分を見つめ直す。

GREETING

御立 尚資

共同プログラム長

御立 尚資Takashi Mitachi

京都大学経営管理大学院 特別教授

実務者から経営者へ。その壁を乗り越えることは容易ではありません。
マネージャーとして定められた役割を果たすことに留まらず、リーダーとして未踏の道へ組織を導いていける視座を持てるか。担当業務の視点を超えて、全社とステークホルダー全体を見渡す視野を持てるか。
優秀な実務者が経営者・リーダーとして育ちきらず、企業の持つ潜在力を生かしきれない例は枚挙にいとまがありません。
この高い壁を乗り越え、一人でも多くの強靭な経営者・リーダーが生まれるようサポートしたい。そして様々な業種・規模の日本企業がより強く、より速く、そしてより長く価値を生みだすことに貢献したい。その思いで、当プログラムは誕生しました。
経営の必須知識を、新しい環境に即した内容と不変の定石部分の両面から再学習するKnowingパート。
知識を獲得するだけでなく、自分ごととし「使える」知識にするためのDoingパート。
そして、経営学の枠を超えて、大変動の時代に生きるリーダーとしての「軸」作りとなるBeingパート。
この3つを組み合わせることによってはじめて、本質的なビジネス・リーダー育成が可能となります。また、講師として参加する優れたビジネス・アカデミア、第一級の実務経験者、そしてビジネスを超えた広範な領域のリーダーの皆様。そして経営者予備軍として選抜された受講者の皆さん。この多様な参画者との交流とネットワークが、受講期間を終えた後も大きな価値をもたらすことも言うまでもありません。
強靭な経営者を目指し、人として強い軸を持つリーダーたらんとする皆さんの参加をお待ちしております。

砂川 伸幸

共同プログラム長

砂川 伸幸Nobuyuki Isagawa

京都大学経営管理大学院 教授

京都大学経営管理大学院は2006年に開校した新しいMBAです。開校から十数年ですが、当初60名だった学生定員が100名に増員され、博士課程の設置や様々な新プログラムの立上げなどにより、持続的な成長ができています。
本プログラムの講義(Knowing)は、京大MBAが継続してきた基礎科目(コア科目)と新しく提供している実務科目(フロンティア科目)が中心となっています。コア科目は、価値マネジメント、マーケティング、ファイナンス、経営戦略、サービスマネジメント、経営管理など、伝統的な経営学といえます。実務フロンティア科目は、社会と経営(とくにコロナ後の社会・科学技術・企業経営)、ESG、社会起業、デジタル化、デザインシンキングなどの新しい潮流です。
変わらないものを正しく理解し、変わりつつあるものに柔軟な対応をする。いまの事業と利益をマネージしながら、次世代のビジネスとバリューに思いを巡らせる。そのための講義を提供します。DoingやBeingとのシナジー効果もあります。
また、経営的な視点から、Knowing、Doing、Beingのシナジー効果を見出し言語化することにも意義があります。よろしくお願いします。

FEATURES

プログラムで
目指すこと

  • 1.エグゼクティブの視座で経営を担える人材を育成する
  • 2.経営の上席として新しい潮流を総合的に学ぶ
  • 3.トップリーダーとしてのリーダーシップジャーニーの第一歩を踏み出せる

プログラムの
特徴

  • 1.京都大学の現役教授陣、優れたビジネス・アカデミア、第一級実務経験者や
    企業役員クラスとのネットワークの構築
  • 2.京都大学の教員や学生との産学交流機会の提供
  • 3.通いやすい東京での開催、普段なかなか経験できないコンテンツが体験できる
    京都での開催、オンラインでの開催を組み合わせた形式

PROGRAM

基本概説とアドバンスクラスを盛り込み、
本質的なビジネス・リーダーを
育成するカリキュラム



  • 事業戦略

    • 世界の動向の変化、価値の変遷を改めて整理し、リーダーがなすべきことは何か? いかに変化を見極めるか? を考える。また、戦略論を基礎から整理し直すとともに、デジタル、AI、データサイエンス等のトピックスとビジネスモデル戦略に対する理解を深める。
    • ▶ アドバンス:コーポレート戦略、マルチビジネス、デジタルとビジネスモデル戦略、AIとデータサイエンス
  • 財務と企業価値

    • 価値創造と企業価値評価をどうつなげていくか、ファイナンス関連の知識と実践を学ぶ。経営目標としての企業価値の向上、M&A、コーポレートガバナンス、サステナビリティ、ESGとファイナンスの関係についても取り上げる。
    • ▶ アドバンス:バリュエーション、M&A、サステナビリティ、コーポレートガバナンス、ESGと統合報告
  • 人的資源マネジメント
    と 組織論

    • 組織における人間行動、組織構造のデザイン、意思決定とコミュニケーション等、概論を改めて整理し、人的資源マネジメントと組織論研究の最前線、リーダーシップと組織について理解を深める。
    • ▶ アドバンス:アクティブリスニング、リーダーシップ
  • マーケティング

    • マーケティングの基礎である、顧客の問題を解決し、顧客の尊厳を満たすこと、顧客への思いやり(ホスピタリティ)を再考する。また、統合的視点でのサービス価値創出に関するマーケティングやその他注目度の高いトピックについても理解を深める。
    • ▶ アドバンス:デザインシンキング、アートシンキング、サービスマネジメント
  • イノベーション

    • イノベーション、アントレプレナーシップについて、これからの企業経営に必要な知識としての経営学の潮流を学ぶ。最先端の科学技術とビジネスについても理解を深める。
    • ▶ アドバンス:新規事業と投資ビークル、アントレプレナーシップ、テクロノロジーとビジネス
  • Being領域

    • 日本文化体験、歴史的建造物見学、先端基礎科学やリベラルアーツ関連の講話を通して、自己を磨き、リーダーとしての自分を見つめ直す。
    • ▶ 禅、生け花体験、歴史的建造物見学、先端基礎科学やリベラルアーツ関連の講話、社長退任演説とリーダーシップジャーニープラン作成

※上記に加えて、京都大学総長や京都大学経営管理大学院長の講話、Beingにつながる人文科学や自然科学に関する講座、京都大学教員、学生との産学交流の機会も予定

Knowing / Doing / Beingの統合としての成果
  • 1. 社長退任演説を作る:何をレガシーとして残し得たか、どう進めたか、何を積み残したか
  • ビジョンとその具現化策を「言葉」にする
  • 自社の課題を高い視座で洗い出し、自分が手をつけるものを選ぶ
  • 課題を解決し、どこへ辿り着くかを明示する
  • 辿り着くまでの道のりはどのようなものか、何をどのように実行して辿り着くのか、を考え抜く
  • 次世代の人たちの心を打ち、次の行動を促す「コミュニケーション」としてまとめるる
  • 前任者・後任者との「駅伝」の中で、自分の役割を位置づける
 
  • 2. リーダーシップ・ジャーニー・プラン(リーダーとして成長するための自己育成計画)を作る
  • Knowing 領域で、鍛えていくべき分野とその具体策(ビジネスの内・外両面)
  • Doing 領域で、何を実行していくか。フィードバックをどう得て、どう活用するか
  • Being として、自分らしいリーダーシップスタイルをどう作っていくか

SUMMARY

KUEBP2022[第3期] 募集要項KYOTO UNIVERSITY
EXECUTIVE BUSINESS PROGRAM

開講日程 2022年6月~2023年2月(9カ月)
基本は隔週金曜日3時間程度の講義とディスカッション(15時〜、18時〜の時間帯)月1回程度土曜日に開催
合計25日間程度
※その他適宜懇親会を実施
※京都実施の場合は上記とは異なる時間帯
場  所 オンライン、または以下会場でのオンライン、オフラインミックスでの実施
※東京丸の内(京都アカデミアフォーラムin丸の内、京都大学東京フィス)、または、京都大学吉田キャンパスまたは近辺
※講義は諸状況を鑑みて、オンライン開催での実施への変更の可能性あり
定  員 10~15名
対  象 将来、トップマネジメント、全社経営を担うことが期待されている幹部候補者
※取締役、執行役員クラス及びそれに準ずる経営層の方々
受講料 受講料:250万円(税込)
※合計日数、および実施形態に伴って変更となる可能性があります。
※交通費や宿泊費は含みません。
問い合わせ先 京大オリジナル株式会社 ナレッジプロモーション事業部(担当:川村)
TEL:075-753-7778 / Mail:kensyu@kyodai-original.co.jp
  • ■ 懇親会を含めた交流の場は中止になる場合があります。予めご了承ください。
    ■ キャンセルについて

    ●受講キャンセルの場合、下記規定に基づきキャンセル料を頂戴いたします。
    (1)開講日の21日前から8日前まで 受講料の30%
    (2)開講日の7日前から4日前まで 受講料の50%
    (3)開講日の3日前から当日まで 受講料の100%
    ただし、お申込日を含む8日間以内にキャンセルのご連絡をいただいた場合は、開講日前日までのご連絡であれば、開講までの日数にかかわらず、キャンセル料は発生いたしません。
    ●受講者が一定数に達しない場合など、やむを得ず講座の開講を中止することがあります。
    その場合、お支払い済みの受講料はお返しいたします。

  • ■ 写真等の取り扱い

    セミナーの様子は、写真・ビデオ撮影を行わせていただきます。また、撮影した写真・動画は、京大オリジナル(株)の広報手段、講演資料、マスメディア提供資料、書籍などに用いる場合があります。個人が特定されないよう加工することをご希望の方は、期間中にお申し出ください。

TEACHERS

  • 御立 尚資 御立 尚資 京都大学経営管理大学院 特別教授 Profile
    京都大学文学部米文学科卒。ハーバード大学より経営学修士(MBA with High Distinction, Baker Scholar) を取得。
    日本航空株式会社を経て、ボストンコンサルティンググループに入社。
    日本代表(2005年~2015年)BCGグローバル経営会議メンバー(2006年~2013年)を務める。

    京都大学経営管理大学院にて特別教授を務めながら、楽天グループ株式会社、DMG森精機株式会社、東京海上ホールディングス株式会社などでの社外取締役、ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン専務理事、大原美術館理事なども務めている。経済同友会副代表幹事(2013-2016)。

    著書に、日経BP『「ミライの兆し」の見つけ方』、東洋経済新報社『戦略「脳」を鍛える~BCG 流戦略発想の技術』、日本経済新聞出版社『経営思考の「補助線」』、日本経済新聞出版社『変化の時代、変わる力』、日本評論社『ビジネスゲームセオリー: 経営戦略をゲーム理論で考える』(共著)、日本経済新聞出版社 『ジオエコノミクスの世紀 G ゼロ後の日本が生き残る道』(共著)などがある。
  • 砂川 伸幸 砂川 伸幸 京都大学経営管理大学院 教授 Profile
    証券会社勤務、神戸大学教授などを経て、2016年より京都大学経営管理大学院・経済学部教授。専門はファイナンスと企業経営。著書、学術論文多数。日本価値創造ERM学会評議員、日本証券アナリスト協会検定試験委員、上場企業の社外取締役、MBO等の第三者委員会委員などを務める。博士(経営学)
  • 若林 直樹 若林 直樹 京都大学経営管理大学院 教授 Profile
    東京大学大学院社会学研究科博士課程中退、京都大学博士取得。東北大学准教授、京都大学准教授を経て、現在京都大学経営管理大学院教授。専門は、経営組織論、ネットワーク組織。コンテンツ、サービス、バイオ産業におけるビジネス・ネットワークの成長とそれによる組織能力の転換の研究。主著に『ネットワーク組織』(有斐閣)。日本経済新聞『経済教室』などで先端的な経営学の視点に関する定期連載をする。
  • 関口 倫紀 関口 倫紀 京都大学経営管理大学院 教授 Profile
    東京大学文学部卒業、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修了(MBA)、University of Washington Business School博士課程修了(Ph.D.)。大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て現職。
    【専門分野】人的資源管理論・組織行動論
  • 山田 仁一郎 山田 仁一郎 京都大学経営管理大学院 教授 Profile
    中央大学商学部会計学科卒業、北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了(博士・経営学)。大阪市立大学教授、九州大学客員教授、英国クランフィールド大学客員フェロー、仏ボルドー大学客員教授、豪州グリフィス大学客員教授、組織学会評議員、文科省・科学技術学政策研究所客員研究官、企業家研究フォーラム理事、公認会計士・監査審査会出題委員、株式会社太陽ホールディングス社外取締役等を歴任し、2021年より現任。日本ベンチャー学会副会長。
  • 中島 幸男 中島 幸男 京都大学経営管理大学院 特命教授 Profile
    関西学院大学法学部卒業、シスメックス株式会社入社、営業企画室長、経営企画本部長、取締役経営企画本部長、取締役専務執行役員CFOなどを歴任
  • 岡田 紀子 岡田 紀子 京都大学経営管理大学院 客員教授
    シスメックス㈱コーポレートコミュニケーション本部長
    Profile
    シスメックス㈱において、上場以来IR・広報、コーポレートコミュニケーションに従事。CSRも統括し、投資家との対話を通じ、企業のサステナビリティを推進。2019年4月より、京都大学経営管理大学院客員教授を兼務。
  • 牧野 成史 牧野 成史 京都大学経済学研究科 教授 Profile
    慶応義塾大学法学部卒業、同経営管理研究科修士、Ivey School of Business, Western Universityにて経営学博士(Ph.D. in Business Administration)。 香港中文大学ビジネススクールでの26年の教員生活を経て、2021年9月より京都大学大学院経済学研究科に着任。Academy of International Business副会長、Association of Japanese Business Studies会長、国際ビジネス研究学会常任理事を歴任。海外トップジャーナルへの論文発表多数。複数のジャーナル編集委員・編集(副)委員長を務める。国際ビジネス研究の分野の最高栄養であるJIBSゴールドメダルをアジア圏で唯一受賞。専門は経営戦略、組織理論、国際経営。
  • チョルパン・アスリ チョルパン ・アスリ 京都大学経営管理大学院 教授
    NISSHA㈱ 社外取締役、
    住友ゴム工業㈱ 監査役
    Profile
    リーズ大学経営工学修士、京都工芸繊維大学工学博士。京都大学経済研究所と同志社大学技術・企業・国際競争力研究センターで研究員、 京都大学経営管理大学院准教授を経て、2018年より現職。ハーバード・ビジネススクールチャンドラー客員教授、MITスローンビジネス・スクール客員教授、 コロンビア大学日本研究センター併任准教授を歴任。研究対象は経営戦略、企業統治、国際経営。2010年に京都大学優秀女性研究者賞「たちばな賞」を受賞。 主な著書・論文はOxford Handbook of Business Groups,共編著, Oxford University Press, 2010年; Business Groups in the West: Origins, Evolution and Resilience, 共編著, Oxford University Press, 2018年; Business, Ethics and Institutions, 共編著, Routledge, 2020年など。NISSHA㈱ 社外取締役、住友ゴム工業㈱社外監査役。
  • 丹下 大 丹下 大 ㈱SHIFT 代表取締役社長
    京都大学経営管理大学院 特命教授
    Profile
    1974年広島県に生まれる。2000年京都大学大学院 工学研究科機械物理工学修了。株式会社インクス(現 SOLIZE株式会社)に入社。たった3名のコンサルティング部門を、5年で50億円、140人のコンサルティング部隊に成長させ、コンサルティング部門を牽引。2005年9月、コンサルティング部門マネージャーを経て、株式会社SHIFTを設立。代表取締役に就任。2019年10月、東証マザーズ市場から東証一部に市場を変更。「スマートな社会の実現」へ向け、社会インフラ企業を創るべく、SHIFTグループの企業フェーズ、企業価値をより高みへと導き、躍進をリードしている。
  • 野口 真人 野口 真人 ㈱プルータス・コンサルティング
    代表取締役社長
    京都大学経営管理大学院 特命教授
    Profile
    京都大学経済学部卒業。みずほ銀行(旧富士銀行)、JP.モルガン・チェース銀行を経て、ゴールドマン・サックス証券の外国為替部部長に就任。デリバティブが目新しかった時代から一貫して事業法人や大手機関投資家に対して運用手法をアドバイス、その間ユーロマネー誌によるアンケートにて3度最優秀デリバティブセールスに選ばれる。2004年に㈱プルータス・コンサルティングを設立。主な著書に「ストック・オプション会計と評価の実務」(共著、税務研究会出版局)、「ストックオプション儲けのレシピ」(同友館)、「種類株式・新株予約権の活用法と会計・税務」(中央経済社)、「戦略資本政策(新時代の新株予約権、種類株式活用法)」(中央経済社)。
  • 山田 昌史 山田 昌史 ㈱プルータス・コンサルティング
    常務取締役
    京都大学経営管理大学院 客員教授
    Profile
    早稲田大学商学部卒業。組織再編・種類株式等の有価証券発行を中心に大手企業からベンチャー企業まで様々なフェーズの資本政策関連のアドバイザリー業務に従事し、多数の案件を手掛ける。最近の具体的プロジェク トとしては、年間多数の上場会社の公開買付け、株式交換、スクイーズアウトによる完全子会社化、共同株式移転などの組織再編アドバイザリーを担当するほか、フェアネス・オピニオン業務、第三者割当てに係る資金調達アドバイザリー、非上場会社の資本構成の再構成コンサルティング、時価発行新株予約権信託などのインセンティブ・プラン導入コンサルティングなどがある。セミナー、企業研修講師多数。多くの裁判案件や企業買収に係る第三者委員も務める。
  • 日戸 興史 日戸 興史 オムロン㈱ 取締役 執行役員専務CFO 兼 グローバル戦略本部長 Profile
    1983年4月 立石電機株式会社(現オムロン株式会社)に入社、2006年6月 オムロンヘルスケア株式会社 経営統括部 経営戦略部長に就任、2008年3月 同社 経営統括部長に就任、2008年4月 同社 執行役員に就任、2011年3月 オムロン株式会社 グローバルリソースマネジメント本部長に就任、(兼)人財総務センタ長に就任、2011年6月 同社 執行役員に就任、2013年3月 同社(兼)グローバルSCM&IT革新本部長に就任、2013年4月 同社 執行役員常務に就任、2014年3月 同社 グローバル戦略本部長に就任 現在に至る、2014年4月 同社 執行役員専務に就任 現在に至る、2014年6月 同社 取締役に就任 現在に至る、2017年4月 同社CFOに就任 現在に至る
  • 増田 典生 増田 典生 京都大学経営管理大学院特命教授
    株式会社日立製作所サステナビリティ推進本部主管
    一般社団法人ESG情報開示研究会共同代表理事
    Profile
    1985年株式会社日立ソリューションズ入社 人事勤労・人財開発関連業務に20年間従事。経営企画部長として経営戦略・中期経営計画等の構築に6年間従事。2015年4月に株式会社日立製作所へ転籍。CSR部長など歴任後、2017年から2019年までサステナビリティ推進本部企画部長として日立グループのサステナビリティ戦略構築・推進に従事。2020年4月より同本部主管(現任)。2020年6月一般社団法人ESG情報開示研究会設立と同時に同団体の共同代表理事に就任(現任)。2022年2月より京都大学経営管理大学院特命教授(現任)。
  • 伊藤 智明 伊藤 智明 京都大学経営管理大学院・特定講師(みずほ証券寄附講座) Profile
    神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程退学。京都大学経営管理大学院・特定研究員、特定助教を経て、2022年より現職。専門分野は「起業と経営」および「聞きとりと対話」で、特に、起業家の省察プロセスと組織が生まれるプロセスに関心を持つ。主要業績は「苦悩する連続起業家とパートナーシップ生成」(『経営行動科学』第33巻第3号)、「創業経営者による使用理論の省察と経営理念の制作」(『組織科学』第51巻第3号)、「企業家による事業の失敗に対する意味形成プロセスの解明」(共著・『Venture Review』第27号)、「起業家と研究者の関わり合い」(共著・『企業家研究』第18号)。日本ベンチャー学会清成忠男賞論文部門(奨励賞)受賞。
  • 菊地 唯夫 菊地 唯夫 京都大学経営管理大学院 特別教授
    ロイヤルホールディングス株式会社 代表取締役会長
    Profile
    1988年早稲田大学政治経済学部卒業後、日本債券信用銀行頭取秘書、ドイツ証券東京支店投資銀行本部ディレクターなどを経て2004年ロイヤルホールディングス入社。総合企画部長、法務部長、管理本部長などを経て2010年代表取締役社長、2016年代表取締役会長(兼)CEO、2019年代表取締役会長に就任(現任)。2020年4月より京都大学経営管理大学院特別教授。2016年5月より2年間、一般社団法人日本フードサービス協会会長を務めた。
  • 若林 靖永 若林 靖永 佛教大学社会学部教授
    京都大学名誉教授
    京都大学経営管理大学院客員教授
    Profile
    京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了、同博士後期課程単位取得退学、博士(経済学)。2003年より京都大学大学院経済学研究科教授、2006年より京都大学経営管理大学院教授。2017年度から2018年度、京都大学経営管理大学院長、2019年度から京都大学経営管理大学院経営研究センター長。京都ものづくりバレーの研究と推進寄附講座責任者、情報学ビジネス実践講座責任者。
    CIEC(コンピュータ利用教員学会)会長理事、京都市伝統産業活性化推進審議会会長、京都市消費生活審議会会長、京都市商業振興アドバイザリー会議議長、特定非営利活動法人教育のためのTOC日本支部理事長など。
  • 山内 裕 山内 裕 京都大学経営管理大学院 教授
    Representative-at-large, Academy of Management, Organization and Management Theory Division
    Profile
    京都大学工学部情報工学卒業、京都大学情報学修士、UCLA Anderson Schoolにて経営学博士(Ph.D. in Management)。Xerox Palo Alto Research Center 研究員を経て、京都大学経営管理大学院に着任。主な著書には、『組織・コミュニティデザイン』(共立出版、共著)、『「闘争」としてのサービス顧客インタラクションの研究』(中央経済社)など。2021年度から文部科学省価値創造人材育成拠点形成事業として「京都クリエイティブ・アッサンブラージュ」を立ち上げる。
  • 松山 大耕 松山 大耕 妙心寺退蔵院 副住職 Profile
    1978年京都市生まれ。2003年東京大学大学院 農学生命科学研究科修了。埼玉県新座市・平林寺にて3年半の修行生活を送った後、2007年より退蔵院副住職。日本文化の発信・交流が高く評価され、2009年観光庁Visit Japan大使に任命される。また、2011年より京都市「京都観光おもてなし大使」。2016年『日経ビジネス』誌の「次代を創る100人」に選出され、同年より「日米リーダーシッププログラム」フェローに就任。2018年より米・スタンフォード大客員講師。2019年文化庁長官表彰(文化庁)、重光賞(ボストン日本協会)受賞。2011年には、日本の禅宗を代表してヴァチカンで前ローマ教皇に謁見、2014年には日本の若手宗教家を代表してダライ・ラマ14世と会談し、世界のさまざまな宗教家・リーダーと交流。また、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席するなど、世界各国で宗教の垣根を超えて活動中。
  • 原 良憲 原 良憲 京都大学経営管理大学院 教授
    アサヒホールディングス㈱ 社外取締役
    Profile
    兵庫県姫路市出身。1981年東京大学工学部電子工学科卒業。1983年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。2005年京都大学博士(情報学)。
    茅 陽一現東京大学名誉教授のもとで、循環型社会システムなどの大規模システム構造化手法の研究を行う。1983年日本電気㈱入社以来、日米の研究拠点にて、Web・メディア情報管理などの研究・事業開発に従事。スタンフォード大学客員研究員、NEC北米研究所(シリコンバレー)Department Head、NEC関西研究所統括などを経て、2006年 京都大学経営管理大学院 教授(現職)。大学院経済学研究科・経済学部の教育研究も担当。現在、サービス・イノベーション、インテグレイティド・ホスピタリティなどの教育研究に従事。京都大学経営管理大学院 院長(2018年4月~2020年3月)、副院長(2014年4月~2016年3月)、京都大学経営管理大学院附属経営研究センター長(2010年4月~2012年3月)、「サービス価値創造プログラム」プログラム長(2010年4月~2014年3月)、京都ビジネスリサーチセンター 代表理事/理事長(2012年6月~2014年6月)、グローバルCOE(京大情報学)事業推進担当者(2007年~2012年)、2009年度派遣研究者(ウィーン大学)などを務める。
    アサヒホールディングス㈱(TYO:5857) 社外取締役(監査等委員)(2019年6月~現在)、一般社団法人サムコ科学技術振興財団 理事(2016年4月~現在)、サービス学会 会長(2020年6月~現在)、京都市ベンチャー企業 目利き委員会 審査委員(2014年4月~現在)、京都市「これからの1000年を紡ぐ企業認定」審査委員長(2015年11月~現在)、サービス学会 副会長(2018年6月~2020年6月)、理事(2014年4月~2018年6月)、グローバルビジネス学会 理事(2012年4月~2018年3月)、「関西サービス・イノベーション創造会議」 座長、感性サービス撰」選定委員会委員長、科学技術振興機構 研究開発戦略センター 特任フェロー(2012年12月~2013年3月)などに従事。
    『日本型クリエイティブ・サービスの時代 -「おもてなし」への科学的接近』(共著)日本評論社(2014年)など。
  • 椙山 泰生 椙山 泰生 学校法人椙山女学園副理事長
    椙山女学園大学現代マネジメント学部教授
    京都大学名誉教授
    Profile
    東京大学博士(経済学)。東京大学卒業後,ソニー株式会社に入社。その後,ペンシルベニア大学ウォートン校客員研究員,東京大学大学院経済学研究科助手,京都大学経済学研究科准教授,同経営管理大学院准教授,スタフォード大学客員研究員などを経て2010年より京都大学経営管理大学院教授,2021年より現職。主著『グローバル戦略の進化』有斐閣。
  • 中井 亨 中井 亨 日本新薬株式会社 代表取締役社長 Profile
    1995年4月日本新薬株式会社入社、2016年4月事業企画部長、2018年4月経営企画担当付(NSPharma)、2019年4月国際事業統括部長兼国際事業統括部付(NSPharma)、2019年6月取締役就任、2019年6月国際事業担当兼国際事業本部長を経て、2021年6月代表取締役社長就任(現任)
  • 中谷 貴之 中谷 貴之 株式会社船井総研ホールディングス
    代表取締役社長 社長執行役員
    Profile
    1968年岡山県生まれ。1991年株式会社船井総合研究所(現船井総研ホールディングス:コード番号 9757 東証プライム市場)に新卒入社。
    経営コンサルタントとして活動後、コンサルティング部門の責任者として業種毎の即時業績アップビジネスモデルの開発推進、会員制の業種別経営者勉強会の全社展開、新卒採用毎年100名超等を推進し、属人性が高いと言われるコンサルティングビジネスの持続的成長の仕組みづくりを主導。
    2015年~2018年船井上海商務信息諮詢有限公司董事長(兼任)、2016年~2020年株式会社船井総合研究所代表取締役社長、2021年~株式会社船井総研ホールディングス代表取締役社長(現任)
  • 鹿島 久嗣 鹿島 久嗣 京都大学大学院 情報学研究科知能情報学専攻 教授 Profile
    1999年京都大学修士課程を修了ののち、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。業務の傍ら、2007年に同大学博士課程を修了し、博士(情報学)の学位を取得。2009年より東京大学准教授を経て、2014年より京都大学教授。人工知能やその基礎技術である機械学習の研究開発とその実社会応用に従事。日本学術振興会賞(2019)等の受賞多数。
  • 池坊 専好 池坊 専好 華道家元 池坊 次期家元
    京都大学経営管理大学院 特命教授
    Profile
    550年以上続く華道家元池坊の次期家元。京都にある紫雲山頂法寺(六角堂)の副住職。いのちをいかすという池坊いけばなの精神に基づく多彩な活動を展開。池坊550年祭ボストン・ニューヨークいけばな交流ツアーにて渡米、国連本部で献華を行う。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了。アイスランド共和国名誉領事。公益財団法人2025年日本国際博覧会協会(2025年大阪・関西万博)理事・シニアアドバイザー。
  • 山本 康正 山本 康正 京都大学経営管理大学院 客員教授 Profile
    東京大学修士号取得後、米ニューヨークの金融機関に就職。ハーバード大学大学院で理学修士号を取得。卒業後グーグルに入社し、フィンテックや人工知能(AI)などで日本企業のデジタル活用を推進。現在シリコンバレーのベンチャーキャピタリストとして日本と海外のベンチャー企業のイノベーションによるビジネスモデルを精査し投資、及び日本企業経営層に解説をしている。アジアのリーダーシップ・プログラム Asia Society YoungLeaders 2016年選出。寄稿にダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー、日本経済新聞「経済教室・やさしい経済学」、出演に日経CNBC「デイリーフォーカス」等。著書に「次のテクノロジーで世界はどう変わるか」(講談社2020年)

※上記は予定です。変更になる可能性がありますので予めご了承ください。

VOICE

過去受講者の声


●2020年度 第1期 お申込み企業:4社(五十音順で記載)
㈱チェリオコーポレーション様、NISSHA㈱様、三井住友海上火災保険㈱様、㈱UACJ様
●2021年度 第2期 お申し込み企業:11社(五十音順で記載)
DMG森精機㈱様、東京海上日動火災保険㈱様、新田ゼラチン㈱様、㈱バイオマトリックス研究所様、㈱マネーフォワード様、㈱山本電機製作所様、ヤンマーエネルギーシステム㈱様、㈱UACJ様、㈱ロッテ様
※ 企業名は開示許諾を頂いた企業様を記載しております。
お申し込み者の職種 営業責任者、財務経理責任者、人事管理責任者、CFOの方など、規模・業種関わらず、取締役、執行役員、部長クラス、創業経営者など、多様なトップマネジメント、エグゼクティブの方が受講

過去受講者様の声をご覧ください。

色々な先生方から、最新の世の中の動きなどをご講義頂けた事は、大変勉強になりました。また、色々自社に置き換えて考えさせられる内容だったと思います。また、生け花、座禅等の自信の心の持ちようまで受講でき、感銘を受けました。

プログラムのメニューも豊富で、非常に勉強になりましたし、さらに異業種の経営者の方との交流も新鮮でした。これからスタートすること、チャレンジすることを明確にし、目標に向けて行動していきたいと考えています。

8ヶ月間本当にありがとうございました。6月の講義が始まるまでは不安もありましたが、いざ始まってみるとあっという間の8ヶ月間でした。経理という職種しか経験したことがない自分にとって、毎回先生方のお話はとても刺激的であり、今後あるべき会社の姿を改めて考えるきっかけにもなりました。今回のプログラムを通して、自分は広い視野を持って様々な情報を積極的に取り入れていくことの大切さを実感しました。そして今までの自分の概念に固執することなく、世の中が起こっていることを的確に把握し、それに対応するため自分は今何をやらなければならないかを常時考えていくことが経営者にとって重要なマインドであると実感しました。今後も時代認識力を高めることを常に心掛けていきたいと思います。

外部の方との接点をもつことが出来たのもこのプログラムの魅力でした。社長退任演説を拝聴することで皆さんの仕事の内容や思いを感じ取ることが出来たのは貴重な機会でした。業種が違う皆さんの内容は様々でしたが、共通して言えるのは人々の役に立ちたいと思いが感じられることでした。やはり仕事をしていく上での原動力は人々の幸せに貢献することだと改めて感じました。自分もこの思いを胸に今後一層仕事に邁進していきたいと思います。

経験を理論で裏打ちすることを、一定間隔で続けることは重要且つ有用であると考えます。これを続けることにより、暗黙知→形式知→経験知となり、個人のみならず組織に、課題・問題解決能力が定着していくものかとも考えます。このような意図のもとで、自分にとっての最終ゴールを目前に控え、経験と理論の最終確認をすることができました。

社長退任演説、リーダーシップジャーニープランの作成が悩みますがとてもよかったです。自分の想いを整理でき、想いを実現するためのストーリーを可視化できたことがとても活きています。

毎回知的な刺激を受けることができ、個人的には非常に良かったと思っております。時代認識とリーダーシップ、経営の実践とリーダーシップ、ESG経営関連や新規事業育成、イノベーションとデザインシンキングが特に勉強になりました。

共に受講された方々もいい人ばかりで楽しかったです。今後とも末永くよろしくお願いします。